老化の原因|紫外線ケア|光老化とは

紫外線とは何でしょうか 
太陽の光には目で見ることができる可視光線と、他に目で見えない赤外線や紫外線が含まれています。

紫外線は地表に届く光の中で最も波長の短いもので、波長の違いによって「UVA」=紫外線A波、「UVB」=紫外線B波、「UVC」=紫外線C波、の3種類に分類されます。

<UVA(長波長紫外線)= 老化紫外線> 皮膚の黒化・表皮にある淡色のメラニン色素を濃い色に変化させ、 皮フを黒化させる(=サンタン)・真皮の深くまで浸入し、長時間浴びるとハリや弾力が失われてしまう。
<UVB(中波長紫外線)= シミ紫外線> 炎症・短時間で皮フを赤く炎症をおこさせ、 その後メラニン色素を増やす(=サンバーン)シミ・シワ・大部分は表皮で吸収されるが、繰り返し浴びるとシワやシミなどの促進につながる。

紫外線は夏だけのものではありません 
紫外線は1年を通して肌に届きダメージを与えています。
冬の1月でもピークの月に比べてUVBでは5分の1、UVAでは2分の1存在し、3月頃から増え始め、6、7、8月でピークを迎えます。まだ暑くならない春先は油断しがちですが、要注意。思わぬ日やけをしないよう、紫外線ケアは早め早めの開始が基本です。

光老化とは 
紫外線を浴びた肌がダメージを受けてシミやしわ、たるみなどがおこることです。紫外線が肌に侵入すると肌の弾力を保つコラーゲンやエラスチンが破壊されます。その結果、肌の弾力が低下してたるみやシワができてしまう。

紫外線の本当の怖さは、すぐに赤くなったり黒くなったりするのではなく、徐々に蓄積されて起きてくる肌の変化、すなわち「光老化」となるのです。 この光老化は、紫外線を浴びた時間と強さに比例すると言われています。顔や手のように直接紫外線を浴びるケースが多い露出部の肌の老化原因の約8割は光老化にあるほど。