【姿勢】
肩と腕は筋肉でつながっており、姿勢が悪いと肩や背中の筋肉がきちんと使われず、腕の筋肉も緩んでしまいます。また、鎖骨周辺や脇が圧迫されることで、リンパの流れが悪くなり、老廃物がどんどんたまっていき脂肪やセルライトが付きやすくなってしまいます。セルライトとは、老廃物が脂肪細胞に絡みついて肥大化し、ボコボコと成長したものです。
【血行不良】
二の腕は比較的冷えやすく、血行不良が起きやすい部位です。血行不良によって老廃物が溜まると脂肪が付きやすい状態となり、二の腕が太くなってしまいます。冷え性や首こり・肩こりに悩んでいる人は血行不良の可能性が高くので注意しましょう。
【むくみ】
二の腕のむくみは、毛細血管から染み出した水分が、細胞の間にとどまることによって起こります。体を動かさず長時間同じ姿勢を取り続けたり、塩分をとりすぎたりすることが主な原因です。
【筋力の低下】
二の腕には二種類の筋肉があります。
内側の『上腕二頭筋』は肘を曲げたり、荷物を持ったりするなど、日常生活においてよく使われる筋肉です。一方、外側にある『上腕三頭筋』はものを頭上に持ち上げるときに使われる筋肉なので、あまり使うことはありません。
日頃あまり使われてない筋肉は、筋力は徐々に低下していき、皮膚を支えられずたるんでしまい、二の腕が太くなるのです。
【脂肪の増加】
普段、あまり動かすことがない二の腕は筋肉が少なく、他よりも脂肪がつきやすい部位です。二の腕をあまり動かさないと血液やリンパの流れが悪くなり、脂肪に老廃物が溜まることでセルライトになってしまいます。