花粉症対策

なぜ鍼治療は花粉症に効くの?
花粉症に有効なツボを刺激することによって、クシャミ・鼻水・鼻づまり・目のかゆみなどの症状が改善します。また、自律神経を整える事で免疫力を高め花粉を外に排出しようとする「抗体」の働きを抑えます。
鍼治療は花粉症の時期が終わっても続けることが最大の秘訣です。 徐々に免疫力を高い状態で維持され、 長期間の治療を続けることで花粉症の体質を変えていくができます。

日常生活でもツボ押すことで花粉症の症状を改善しましょう!
☆目の充血やかゆみをとるツボ
・魚腰(ぎょよう)眉山(眉の中央)を、やや下から押し上げるように刺激します。・太陽(たいよう)眉尻と目尻の中間にあるこめかみのくぼんだ所にあり、閉じた口を開けた時、ややへこむ箇所に当たります。側頭筋や外眼筋に刺激を与えます。・清明(せいめい)目頭と鼻の付け根の骨の間にあるツボ。人差し指と親指の腹でつまんで、ぐっと押し込むように刺激します。・承泣(しょうきゅう)黒目の真下にある下まぶたの中央にあるツボ。ここを下から押し上げるように刺激します。
☆鼻づまりを緩和するツボ・迎香(げいこう)犬歯の根本に位置し、左右の小鼻のくぼみにあるツボ。ここに人差し指と中指を引っかけるようにして下に強く押すと、鼻の通りがスッとよくなり、鼻づまりの改善に役立ちます。・上迎香(じょうげいこう)迎香のやや上に位置し、鼻の付け根の両側にあるツボです。いた気持ちいい程度で押します。鼻づまりに効果があるので「鼻通(びつう)」ともいいます。
☆目・鼻の不快な症状を抑えるツボ
・合谷(ごうこく)首から上の症状全般に効くので、鼻水・鼻づまりから、目のかゆみや充血、顔のむくみ、頭痛など、花粉症の様々なつらい症状の改善に効果が期待できるオールマイティなツボです。親指と人差し指の骨の付け根の合わさったV字になっている所にあるので、初心者でも分かりやすいツボといえます。片方の手の人差し指と親指ではさんで適度な力で揉みましょう。
・曲池(きょくち)
肘を曲げた時にできるシワの外端にあり、目の不快な症状を緩和したり、さまざまなツボを押した時にバランスを取るのに有効なツボです。
・「手三里(てさんり)、足三里(あしさんり)
「手三里」は、肘を曲げた時にできる皺の端(曲池)から指3本分だけ手首に近い位置にあるツボ。「足三里」は、むこうずねの縁の少し外側にあり、親指をスネに当てたとき小指が当たる所にあるツボ。まず「手三里」を指の腹で間欠的に押します。次に「足三里」を親指の先で強く押しこみます。
この2つの「三里」は左右の手足をセットで行うと、花粉症の不快な症状により効果が期待できます。